佐井港を出港した観光船は、港の赤い灯台をまわり、仏ヶ浦を目指して南下します。船窓から陸を見れば、海岸までせり出した山岳の合間に、漁港を抱く小さな集落がいくつか、大自然の中に遠慮がちにあるのが見えるでしょう。願掛岩や、オヨ島、長浜を過ぎ、およそ20分が過ぎた頃、突如として巨大な奇岩群が目の前に現れます。南北約2kmにおよぶ仏ヶ浦奇岩群は、海上からでしか見ることのできない造形が沢山あり、見る角度によって大きく姿を変えます。神秘の秘境・仏ヶ浦の全貌を見渡すことができるのは、観光船の大きな魅力です。
「じゃらん」が運営している「じゃらんニュース」が2020年7月に配信した記事において「日本の“まるで海外”絶景ランキング」が発表され、海外旅行気分が楽しめる国内のおでかけスポットとして、「仏ヶ浦」が5位にランクインしました。
白い岩肌の奇岩が乱立する様子が、まるでチリの「パイネ国立公園」のよう、とのこと。実際に訪れたお客様は、日本とは思えない迫力ある光景と、大自然の神秘的な造形美に驚かれる方が多いようです。
当社の定期観光船は、仏ヶ浦まで片道30分。上陸後30分間滞在します。往復で90分の船旅となります。仏ヶ浦上陸中に、仏ヶ浦のみどころについて約15分ほどの無料ガイドを行っています。またとない機会ですのでぜひご参加ください。その後は出発のお時間まで自由行動となります。